米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)が7月1日に発効し、カナダとメキシコでも強制労働に関与する物品の輸入が禁止されることとなった。米国では先に禁止されていたが、カナダでは同日から改訂・関税規則が施行され、明確に輸入禁止が盛り込まれた。
USMCAの第23条6項には「強制労働」という項目が設けられており、その中で、各国は児童労働を含むいかなる強制労働を撲滅するという共通の目標を認識し、強制労働に関与して生産された物品の輸入を禁止することを義務化した。また、3ヶ国は強制労働に関与して再三された物品の特定と物流の把握で協力しあう義務があることも規定した。
強制労働に関しては、…
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