
国土交通省は7月24日、「ダイビング船安全対策ガイドライン」を策定した。ダイバーを乗せたダイビング船による海難事故が相次いで発生したことを踏まえ、関係者に自主的な安全対策強化を促す。
同ガイドラインには、ダイビング船運航者の安全管理体制の充実の他、船長、ダイビング客、ダイビング事業者が守るべき事項も記載。地域連携と安全活動の醸成や、器材重量を考慮した旅客数の制限、重量物の船内配置も盛り込まれた。船舶をダイビング目的で使用する場合の船舶検査の在り方についても示している。
2008年から2023年までの15年間で、ダイビング船による事故の発生件数は38件。事故内容は「乗り揚げ」が一番多く、死傷者を伴う事故は全体の約3割となる12件で、死亡者が出たのは2件。転覆も13%あった。
【参照ページ】「ダイビング船安全対策ガイドライン」を策定しました
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