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【国際】パンデミック移動制限解除後でもフライト移動減らす人が、EUで74%、中国で80%

 欧州投資銀行(EIB)は1月12日、2021年度の「EIB気候アンケート調査」の結果を発表した。今回の調査では、EU加盟27ヶ国だけでなく、米国、中国、英国でも同様の調査を実施し、比較も行った。

 新型コロナウイルス・パンデミックでの移動制限が解除されても航空機移動を時々減らすと答えた人は、EUで74%、中国で80%、米国で70%、英国で67%。多くの人が、フライト利用を減らそうと考えていることがわかった。フライトでのカーボンオフセットの活用意向でも、EUで51%、中国で94%、米国で53%、英国で45%が「時々活用する」と答えた。

 上記の質問を「常にするか」では、 航空機移動を常に減らすとの回答は、EUで43%、中国で34%、米国で39%、英国で36%。カーボンオフセットの活用意向では、EUで19%、中国で24%、米国で21%、英国で19%だった。さらに、遠方の夢の場所への行くのを我慢するも、EUで34%、中国で23%、米国で28%、英国で28%と比較的多く、パンデミックが人々の移動パターンに大きな変化をもたらしそうなこともわかった。だが、実際にパンデミック後に思考が元に戻る可能性もある。

 気候変動に対し、自分自身の行動が時々は大きな変化をもたらせるかという設問では、「非常にそう思う」が、EUで72%、中国で84%、米国で72%、英国で72%だった。ライフスタイルの変化では、「大胆に変えようと思う」が、EUで19%、中国で10%、米国で27%、英国で18%と、比較的少なかったが、「ある程度は変えようと思う」が、EUで58%、中国で75%、米国で44%、英国で58%いた。

 肉食を減らすかでは、「常に減らす」が、EUで21%、中国で20%、米国で19%、英国で23%。「時々減らす」が、EUで45%、中国で54%、米国で40%、英国で33%。

 ライフスタイルの変化のうち、「自家用車禁止」「肉食禁止」「ストリーミング動画視聴禁止」「新品の服購入禁止」「フライト禁止」のうちどれが一番難しいかという設問では、EU、米国、英国では「自家用車禁止」で30%台で最多。中国だけは「肉食禁止」が35%で最多だった。

【参照ページ】Flights, meat and video streaming: What people in the EU, the US and China are willing to give up to fight climate change

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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