
世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長は9月8日、世界人口の40%以上がワクチン接種を完了するまで、一部の国で検討されている新型コロナウイルス感染症ワクチンの追加接種(ブースター接種)を一時停止するよう求める声明を発表した。
現在、新型コロナウイルス・パンデミックでは、世界で55億回分のワクチン接種が完了。そのうち、高・中所得国が80%を占める。また、高所得国は、低所得国対し、10億回以上のワクチン寄付を表明しているが、実行されたのは15%以下にすぎない。
アダノム事務局長は、8月にもワクチンの追加接種を少なくとも9月末まで停止するよう求める声明を出していたが、今回さらに要請を延長した形。
【参照ページ】WHO Director-General’s opening remarks at the media briefing on COVID-19 – 8 September 2021
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