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【イギリス】HSBC企業年金、投資運用で2050年カーボンニュートラル宣言。DC型も含む

 英金融大手HSBCの企業年金基金HSBC英国年金スキームは10月8日、運用ポートフォリオ全体で2050年カーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)にコミットすると発表した。投資運用ポートフォリオのカーボンフットプリントでのカーボンニュートラルに企業年金からも動きが出てきた。

 同企業年金基金は、確定給付(DB)型で360億ポンド(約5.5兆円)の資産を運用しているが、別途、確定拠出(DC)型のでのオープンファンド資産もある。今回の発表では、DC型を含めてカーボンニュートラルを実現する。

 また、中間目標として、2030年までに2019年比で、株式と債券の双方で、カーボンフットプリントの50%削減を設定した。具体的には、欧州機関投資家の気候変動イニシアチブIIGCCが策定した「ネットゼロ投資フレームワーク」のベストプラクティスの原則を採用する。さらに、委託先の運用会社を通じたエンゲージメントや議決権行使も強化する。

【参考】【国際】IIGCC、ネットゼロ投資フレームワーク策定。すでに920兆円の投資家がコミット。世界展開へ(2021年3月12日)

 同企業年金基金は、国連責任投資原則(PRI)に署名するとともに、IIGCCや、Climate Action 100+にも加盟。また、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)ガイドラインに準拠した報告書も4年前から発行している。

【参照ページ】HSBC Bank (UK) Pension Scheme sets out plans to achieve net zero by 2050 or sooner

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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