キリンホールディングス、同社傘下のキリンビバレッジ、ウエルシア薬局は3月23日、ペットボトルのマテリアルリサイクル実証で協働すると発表した。6月からウエルシアの薬局約190店舗で使用済みペットボトルを回収する。
キリンは、ペットボトルリサイクルで小売企業との協働を進めている。2021年7月には、ローソンとも店舗でのペットボトル回収によるマテリアルリサイクル実証を行っている。一方ウエルシア薬局は2021年10月、神戸市と小売・日用品メーカー・リサイクル事業者16社による消費財のプラスチック製詰替え用パックの回収ボックス設置に参画。2022年4月から施行されるプラスチック資源循環促進法に先駆け、アクションを進めてきた。
【参考】【日本】キリンとローソン、ペットボトル回収・リサイクルの実証で協働。ボトルtoボトル(2021年07月16日)
【参考】【日本】神戸市と16社、日用品の詰替え用パック回収開始。市内75店舗。マテリアルリサイクル (2021年10月02日)
回収したペットボトルは、ウエルシアの物流拠点に集約し、リサイクラーの遠東石塚グリーンペットへ搬入。工場で粉砕、洗浄した後に、リサイクル再生PET(rPET)原料としてリサイクルする。ペットボトルの回収からリサイクラーへの搬入までの工程は、廃棄物リサイクル管理アラインが提供するオンラインシステム上で、リアルタイムにモニタリングを行う。
【参照ページ】ペットボトルのリサイクルに関する実証実験を開始
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