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【日本】ホンダ、共通EVプラットフォームの開発でGMと合意。価格低減へ。バッテリー分野も協業検討

 本田技研工業は4月5日、GMが開発した次世代バッテリー「アルティウム」を搭載したグローバルアーキテクチャーのプラットフォームをベースとする電気自動車(EV)シリーズを共同開発することで、GMと合意したと発表した。GMは2021年6月、本田技研工業との協業を強化する方針を示していた。

【参考】【国際】GM、自動運転、EV、FCVへの投資額を3.8兆円に増額。シフト鮮明。ホンダと協業(2021年6月21日)

 GMは、韓国のLGエネルギーソリューションとの合弁会社で、アルティウムの量産をすでに開始している。米バッテリー・スタートアップSES(旧SolidEnergy Systems)との提携を発表した。カナダのバッテリーリサイクル・スタートアップLi-Cycleの間では、アルティウム生産の残渣の回収・リサイクルで合意している。

【参考】【アメリカ】GM、EV新型バッテリーUltium発表。航続距離960km。LG化学との合弁で生産(2020年3月12日)
【参考】【アメリカ】GM、2025年頃までに30車種をEV化。2.8兆円投資。次世代アルティアムも開発(2020年11月30日)
【参考】【国際】GM、2035年までにハイブリッド車も禁止しEV・FCV化。StoreDotは5分充電バッテリー完成(2021年1月31日)
【参考】【アメリカ】GM、次世代EVバッテリー「アルティアム」開発でSESと提携。コスト60%減と小型化実現(2021年3月16日)
【参考】【北米】カナダLi-Cycle、GMとLG化学とEVバッテリー工場残渣リサイクルで合意。95%再生(2021年5月20日)

 本田技研工業とGMは、技術力や設計力、ソーシング戦略を結集しつつ、共通プラットフォームを採用することで、車両価格を低減しにいく。2027年以降、数百万大規模でEVを生産。コンパクトSUVも対象とする。

 さらに両社は今回、将来のEVバッテリー技術領域でも協業を検討することを表明。本田技研工業は、全固体電池技術の研究開発をこれまで進めてきている。

【参照ページ】ゼネラルモーターズ(GM)とHonda、量販価格帯のグローバルEVシリーズの共同開発に合意

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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