Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【EU】ワーク・ライフ・バランス指令が適用開始。法定の出産・育児・介護休暇が拡充

 EU加盟国では8月2日からワーク・ライフ・バランス指令の適用が始まった。同指令は2019年6月13日に成立。EU加盟国は8月2日までの3年間で、国内法化することが義務付けられていた。同法案は2008年に初めて欧州委員会が提案してから10年以上をかけて成立にこぎつけた。

 同指令では、父親と母親に双方に4ヶ月以上の育児休暇を付与し、そのうち2ヶ月は有給休暇とすることを法定義務化。両親間で譲渡はできず、父親も積極的に強化をとることが奨励される。育児休暇は、半日毎のように分割してとることも可能。

 出産休暇では、父親も子供の誕生時に10日間以上の出産休暇を付与することが法定義務化。出産休暇は、傷病休暇以上の給与が支給される。女性に関しては、母親は14週間以上の出産休暇が付与され、そのうち2週間は支給が義務化されている。

 介護者休暇では、親族や同居者に介護や支援が必要な人がいる従業員は、年に5日以上の介護者休暇が付与される。

 育児や介護での時短勤務では、労働時間の短縮、柔軟な勤務時間、勤務地の柔軟性を要求することが労働権として確立した。
 
【参照ページ】New rights to improve work-life balance in the EU enter into application today

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。