
国連開発計画(UNDP)は9月8日、2022年度の人間開発報告書「不確実な時代、不安定な生活:変容する世界における我々の未来の形成」を発行した。UNDPが年次報告を始めた過去32年間で、人間開発指数(HDI)が史上初めて2年連続で減少した。HDIは2016年の水準にまで大きく後退した。
UNDPは、「新型コロナウイルス・パンデミックやウクライナ戦争といった危機が立て続けに発生し、社会・経済の大転換、危険な地球環境の変動、二極化の大幅な拡大等が相互に影響し合い、世界中の何十億という人々に壊滅的な影響を与えた」と表現した。過去2年間のいずれかでHDIが低下した国が世界の90%以上、双方で低下し国が40%以上にまで到達。2000年以降に実現できてきたHDI上昇は、いまや悪化へと逆転現象になってっている。特に発展途上国での打撃は大きい。
今回のレポートでは、もはや人間社会は方向転換を急速に進める必要があるものの、それが阻まれている都市的。特に、社会不安の大きい市民が足かせとなっており、極端な政治的見解を持つ可能性が高いと指摘した。これにより世界全体での連帯と協働が妨げられているという。
UNDPは今回、技術、経済、文化等でのさまざまな形でのイノベーションが重要と指摘。それらへの投資拡大に焦点を当てた政策の実施を低減した。
【参照ページ】Multiple crises halt progress as 9 out of 10 countries fall backwards in human development, UNDP report warns
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