
健康ビルディングWELL認証管理団体米IWBIは1月30日、住宅向けの新たなWELL認証プログラムを開始した。戸建住宅と集合住宅の双方が対象。すでに30,000戸が実証参加者として同認証の取得を進める。
【参考】【国際】WELL認証のIWBI、戸建住宅の認証策定作業開始。世界中から専門家招聘(2021年5月21日)
今回開発された「WELL for residential」は、WELL Building Standard原則と10のWELLコンセプトに基づいており、居住者の健康、快適さ、ウェルビーイング等にし100以上のチェック項目を設けている。
WELL for residential認証は、第三者による審査と検証を完了し、40点以上を獲得すると取得できる。さらに竣工前に予備審査を行う予備設計審査制度も設けられており、取得に向けた事前チェックを行うことも可能。
実証傘下を表明している事業者はすでに25社。合計で約30,000戸がWELL for residential認証の取得を進める。25社は、米国、カナダ、中国、日本、オーストラリア、サウジアラビア、英国、スペイン、モンテネグロ、オランダの10カ国から集まった。日本からは大和ハウス工業傘下の大和ライフネクストが所有する大阪府吹田市の法人向け社員寮「エルプレイス江坂II」で取得を狙う。
実証から得られたナレッジは、基準の改定時に反映される予定。
【参照ページ】IWBI Launches WELL for Residential Program with 25 Pilot Participants and Nearly 30,000 Enrolled Homes
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら