
経済産業省は3月5日、「割賦販売法(後払い分野)に基づく監督の基本指針」に基づく実務指針「クレジットカード・セキュリティガイドライン」を改訂し、6.0版を発行した。
同ガイドラインは、クレジットカード会社、加盟店、PSP(決済サービスプロバイダー)等に対し、事業者が実施すべきクレジットカード情報の漏洩及び不正利用防止のためのセキュリティ対策の内容を示したもの。
今回の改訂では、EC加盟店に対し、不正利用対策としてEMV‐3Dセキュア(カード決済時に本人認証を行うサービス)の導入と、適切な不正ログイン対策(ウェブサイトへのログイン時の本人認証等の対策)を実施するよう要請。また不正利用の発生状況に応じて適切な不正利用対策を追加導入することも要請した。また、EC加盟店に対し、従来のセキュリティ対策に加え、システムやウェブサイトの脆弱性対策を実施することも要請した。
さらにクレジットカード会社及びPSPに対し、上記の対策をEC加盟店が実施するよう助言や情報提供を行うとの内容も盛り込んだ。
【参照ページ】「クレジットカード・セキュリティガイドライン」が改訂されました
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