
経済産業省は3月28日、DFFT(信頼性のある自由なデータ流通)の実現に向けたデータ連携政策「ウラノス・エコシステム」について、データそのものやデータ作成者の信頼性確保のための「トラスト」の担保するための報告書を発表した。「ウラノス・エコシステムの拡大及び相互運用性確保のためのトラスト研究会」の成果物。
ウラノス・エコシステムとは、Society5.0が掲げる「サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(物理空間)を高度に融合することで経済発展と社会的課題の解決と産業発展を両立する人間中心の社会」の実現というビジョンに共感したプレイヤーが進める一連のイニシアチブの総称。人手不足や災害激甚化、カーボンニュートラル等の課題を解決しながら、イノベーションを起こして経済成長を実現するため、横断的なデータ共有やシステム連携の仕組みの構築を進めている。
【参考】【日本】経産省、ウラノス・エコシステム技術参照文書公開。相互運用性狙う(2025年3月2日)
同研究会では、産業データ連携に伴う主要なリスクを「事業者(主体の真正性・実在性)」「データ」「連携基盤等」の3つに整理。ユースケースに基づき、データ連携のトラストの在り方を検討した。
「事業者(主体の真正性・実在性)」に関しては、各ユースケース共通のリスクであり、官の情報を基にしたトラスト確保が分野横断的に有効となる可能性を実証。また「データ」や「連携基盤等」に関するリスクについては、各ユースケースで要請される要素や水準に個別に応えることが合理的と結論付けた。
【参照ページ】ウラノス・エコシステムにおける産業データ連携の促進に向けた「トラスト」のあり方に関する報告書を取りまとめました
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