
米ドナルド・トランプ大統領は7月7日、7月9日に失効予定だった相互関税上乗せ分の延期措置を8月1日0時1分まで延長する大統領令に署名した。同時に14カ国に対し、8月1日から適用される相互関税率を通知した。
【参考】【アメリカ】財務長官、相互関税の上乗せ分を90日間停止し一律10%に。中国のみ125%(2025年4月10日)
通知された関税率は、
- 日本:25%(当初は24%)
- 韓国:25%(当初も25%)
- タイ:36%(当初も36%)
- インドネシア:32%(当初も32%)
- マレーシア:25%(当初は24%)
- カンボジア:36%(当初は49%)
- ミャンマー:40%(当初は44%)
- ラオス:40%(当初は48%)
- バングラデシュ:35%(当初は37%)
- 南アフリカ:30%(当初も30%)
- カザフスタン:25%(当初は27%)
- セルビア:35%(当初は37%)
- ボスニア・ヘルツェゴビナ:30%(当初は35%)
- チュニジア:25%(当初は28%)
また大統領は同日、BRICSサミットが7月6日に合意した内容に同調する国には、10%の追加関税を課すとも発信。関税動向は不透明な状況が続く。
【参考】【国際】BRICS12カ国、気候ファイナンス拡大で合意。G7からBRICSに重心シフト)(2025年7月8日)
【参照ページ】Fact Sheet: President Donald J. Trump Continues Enforcement of Reciprocal Tariffs and Announces New Tariff Rates
【参照ページ】EXTENDING THE MODIFICATION OF THE RECIPROCAL TARIFF RATES
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