米カリフォルニア州のジェリー・ブラウン知事は9月21日、外食店舗でのプラスチック製ストローの店内使用を2019年1月から禁止する州法案1884に署名し、成立した。同様の州法は全米で初。顧客から依頼があった場合のみ提供することを許可する。レストランでも持ち帰り品はこれまで通りプラスチック製ストローを配布することができる。違反した店舗には1日当たり25米ドル(約2,800円)の罰金を科す。
米国ではすでに、ワシントン州シアトル市が2017年に市条例を可決し、プラスチック製食器の使用を2018年7月から禁止。カリフォルニア州サンフランシスコ市は2018年9月、市内の小売・外食店舗でのプラスチック製ストロー使用を原則禁止する市条例を成立し、2019年7月1日から施行される。
同州が、プラスチック削減に乗り出すのは今回が初ではない。2016年には小売店での使い捨てビニール袋配布を全面的に禁止し、これも州として全米初だった。