食品世界大手スイスのネスレは7月2日、食品のトレーサビリティを向上するためブロックチェーン技術プロジェクトOpenSCとの提携を発表した。OpenSCは、世界自然保護基金(WWF)オーストラリアとボストンコンサルティンググループのデジタルベンチャーズが共同で発足。ネスレによると、オープンブロックチェーン技術を用いた農場まで遡れるトレーサビリティの実証実験を行うのは食品大手では同社が初。
今回の実証実験では、ニュージーランドの牧場から中東にある同社工場まで牛乳をトレースする。その後、米州でのパーム油でも実証する予定。
同社は2017年からIMBフードトラストを活用したブロックチェーン技術の実証を行っている。4月には初めて仏カルフール店舗で販売するピューレ商品「Mousline purée」でトレーサビリティ情報の提供を開始していた。今回は、オープンブロックチェーン技術を用いてさらなる検証を行っていく。
【参照ページ】Nestlé breaks new ground with open blockchain pilot 【参照ページ】Nestlé and Carrefour give consumers access to blockchain platform for Mousline purée