国際再生可能エネルギー機関(IRENA)、世界風力会議(GWEC)、デンマーク政府の3者は9月19日、新たなマルチステークホルダー型の洋上風力発電推進イニシアチブ「世界洋上風力連合(GOWA)」を発足した。発足式には、米国政府やノルウェー政府からも高官が出席した。
GOWAは、世界全体での新規設備容量を、2020年代は年平均35GW、2030年以降は70GW以上を目標として設定。世界全体での洋上風力発電の設備容量では2030年までに380GW以上、2050年までに2,000GW以上を掲げた。現状は世界で57GW.
GOWAは、政府を含めたエンゲージメントの強化と、洋上風力発電のバリューチェーン構築を支援。国際的な実践共同体を形成していく考え。
【参照ページ】New global alliance taps into offshore wind’s enormous potential