【国際】Sustainia、世界のサステナビリティイノベーションをまとめた「SUSTAINIA100」を公表 2015/07/09 最新ニュース

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 サステナビリティシンクタンクのSustainiaは6月11日、世界各地のサステナビリティイノベーション100事例を集めた報告書、”SUSTAINIA100“の2015年度版を公表した。同報告書はイェール大学、WRIなど世界18の国際機関のサステナビリティ専門家らが、6大陸、150以上のサステナビリティビジネスやプロジェクトから特に優れた100のイノベーション事例を選出したものだ。

 例えば、ブラジルからは太陽光発電で充電ができて従来の消耗品と同価格ながら3年間も使用できる補聴器の事例が、デンマークからは子供の成長に合わせて服が無駄にならないよう、服のレンタルができるサービスを始めたスタートアップ企業の事例などが取り上げられている。

 Sustainiaによると、今年選定された100事例のうち半分以上のプロジェクトは、サステナビリティの観点だけではなくリユースやリサイクル、回収モデルに代表されるように価格面や利便性の観点からも優れているとのことだ。

 SustainiaのCEOを務めるLaura Storm氏は「今年はエコ・コンシューマーの年になる。最新のSustainia100調査では、特に循環型経済における創造的な開発が、いかに持続不可能な製品よりも高い競争力を持つ製品やサービスをもたらしているかをはっきりと見ることができる。こうした動向はサステナビリティを取り巻く機会にかつてないほどの力を与えている」と語った。

 Sustainiaは、今年の100事例に見られるトレンドとして「循環型経済のイノベーション」と「未成熟な市場への新しいビジネスモデル」の2つを挙げている。同社によると、100事例のうち約5分の1は循環型経済モデルに関わるもので、企業らは循環型消費が伴う経済的インセンティブを模索しているという。循環型経済モデルのイノベーション事例としては、食品廃棄をバイオ燃料に変える技術、エアコンフィルターの再利用、100%リサイクルの作業服などが挙げられている。

 また、十分なサービスが行き届いていない開発途上国の市場に対する関心も高まっており、100事例のうち23のプロジェクトがBOP層に対するもので、エネルギーの安定調達、公衆衛生、廃棄物管理といったニーズを手頃な価格で直接解決するソリューションを提供することで利益を生み出しているという。

 サステナビリティは今や大企業、スタートアップ企業に限らず全ての企業にとって新たなビジネスとイノベーションを生み出す機会となっている。SUSTAINIA100に掲載されている世界中の100事例は多くのインスピレーションを与えてくれる。報告書は無料で閲覧可能なので、興味がある方はぜひ確認して頂きたい。

【ダウンロード】SUSTAINIA100 2015
【参照リリース】Sustainia100 Innovations: Sustainability Becomes the Attractive Choice
【企業サイト】Sustainia

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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