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【国際】BASF、カーギル、P&G、独国際協力公社。フィリピンとインドネシアのココナッツ生産改善で提携

 化学世界大手BASF、穀物世界大手カーギル、消費財世界大手P&G、ドイツ国際協力公社(GIZ)の4者は6月27日、フィリピンとインドネシアのココナッツオイル生産のサステナビリティを高めることでパートナーシップを締結した。ドイツ連邦経済協力開発省(BMZ)のプログラム「develoPPP.de」のもとで、ココナッツオイル生産サプライチェーンを透明化するための認証を策定する。

 フィリピンとインドネシアは、ココナッツ生産とココナッツ製品輸出の世界二大大国。ほとんどの生産農家は、家族経営を中心とした小規模経営。生産性が低い上、資金調達やトレーニングの機会が限られおり、仲介業者の搾取の対象となることが多い。そこで、今回、4者を中心に、生産農家のサステナビリティ改善に乗り出す。対象となる地域は、フィリピンのミンダナオ島南部とレイテ島南部、インドネシアの北スラウェシ州アムラン地区。

 活動のゴールは、生産農家の所得向上と農地生産性の向上による経済的自立。その実現に向け、フィリピン3,000農家とインドネシア300農家に対し、Good Agricultural Practices(GAP)に関するトレーニングを実施していく。さらに、この合計3,300農家の中から約800農家を選抜し、国際NGOのSANのトレーニングを提供し、レインフォレスト・アライアンス認証を取得できるようにする。

 また、活動では、生産農家だけでなく、サプライチェーンの透明化向上に向けたアクションも起こしていく。参加する4者としては、ココナッツ農園を保有するカーギルが農家へのトレーニングを実施し、そこで生産されたココナッツを、BASFやP&Gが購入し、商品原料にしていく。ドイツ国際協力公社は、農家の能力開発や認証取得面で協力するとともに、フィリピンとインドネシアの関係省庁との調整も担う。

 BASF、カーギル、ドイツ国際協力公社の3者は、すでに2011年から2015年までフィリピンのジェネラル・サントス市で農家支援を実施してきた実績がある。その成功体験から、今回の4者プログラムが生まれた。

【参照ページ】BASF, Cargill, P&G and GIZ collaborate to drive production of sustainable certified coconut oil in the Philippines and Indonesia

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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