玩具世界大手デンマークのレゴは3月1日、植物形状ブロックの原料にさとうきび由来のポリエチレンを使用することを明らかにした。すでに生産を開始しており2018年中に販売される。レゴは2030年までに主要なブロックと箱を持続可能な素材に切り替えることを目標としており、今回の取組がその第1弾となる。
今回さとうきび由来のブロックが投入されるのは、木や草型のブロック。植物由来のため安全性が高く、従来のプラスチックのブロックと比べても耐久性は同等。
今回のさとうきび由来ブロックの開発では、世界自然保護危機金(WWF)とパートナーシップを締結。原料となるさとうきびも、WWFのイニシアチブ「Bioplastic Feedstock Alliance」が策定したガイドラインに沿って調達し、透明性の高いサプライチェーン構築のためBONSUCRO認証を取得する。
レゴはその他、WWFと協働し二酸化炭素排出量削減にも取り組んでいる。
【参照ページ】FIRST SUSTAINABLE LEGO® BRICKS WILL BE LAUNCHED IN 2018
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