欧州委員会は6月13日、サステナブルファイナンスに関するテクニカル専門家グループに選定された委員35名を発表した。欧州委員会は5月24日、サステナブルファイナンスの新たな法規制パッケージ案を発表しており、今回のテクニカル専門家グループはその中で設置が決定し、人選を行っていた。同グループは2018年7月から審議を開始する。
同グループは、EUの政策の中で統一した基準を持つために、「サステナブル」の公式定義を定める。この中には、EUとしてのグリーンボンドの公式基準の策定も含まれる。2019年6月30日までに作業を終えることを目指すが、最長2019年末までの任期延長も認められている。
委員を出した機関は、金融機関、NGO、事業会社、業界団体等。
- AIG Europe(金融機関)
- アリアンツ・グローバル・インベスターズ
- ブルームバーグ
- BNPパリバ・アセットマネジメント
- イタリア証券取引所
- Carbone 4
- 預託貸付公庫(Cassa Depositi e Prestiti)
- CDP
- 気候債券イニシアチブ(CBI)
- Climate KIC
- 欧州協同組合銀行協会(EACB)
- 欧州財務アナリスト協会(EFFAS)
- EnBW
- 欧州電気事業連合(Eurelectric)
- Finance Watch
- Green Finance Cluster Frankfurt
- GRI
- 国際資本市場協会(ICMA)
- KfW Bankengruppe
- ルクセンブルク証券取引所
- Mirova
- MSCI
- ノルデア銀行
- 国連責任投資原則(PRI
- 英国王立チャータード・サベイヤーズ協会(RICS)
- スコール
- SEB
- スイス再保険
- トムソン・ロイター
- ユニリーバ
- WiseEuropa
- 世界自然保護基金(WWF)
【参照ページ】Commission announces members of the Technical Expert Group on Sustainable Finance
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