電子機器世界大手米シスコシステムズは10月31日、2025年までにバージン・プラスチック(再生素材ではないプラスチック)の消費量を2018年比20%削減する目標を発表した。プラスチック消費を抑えた製品設計や再生プラスチック素材の活用を進める。
同社は2018年、IP電話250万台の生産のうち再生プラスチック素材を35%使用。これにより年間430t以上のバージン・プラスチック消費を削減できた。また、筐体部材でも粉砕プラスチック再利用素材(リグラインド)を10%から15%活用している。また、プラスチック消費を抑えるため「ベゼルフリー」デザインを採用したり、プラスチック不要な包装にも取り組んでいる。
今回の発表は、上記のような現状対策では不十分と判断。さらにバージン・プラスチック消費量を抑えに行く。
【参照ページ】Cisco Announces New Goal to Reduce its Use of Virgin Plastic by 20%
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら