食品・消費財業界のサステナビリティ向上ネットワーク「サステナビリティ・コンソーシアム(TSC)」は7月23日、TSCが運営しているサプライチェーンのサステナビリティ・データ・プラットフォーム「THESIS」の運営で、米SupplyShiftのシステムを採用したと発表した。
THESISは、「The Sustainability Insight System」の略で、食品・消費財サプライチェーンにおいて、買い手企業と売り手企業とをつなぐデータプラットフォーム。かつては「The Sustainability Index」の名で知られていた。約130の品目毎に重要となるテーマが特定されており、売り手側がデータを入力していくことで、買い手側がデータを閲覧できるようになっている。プラットフォーム型にすることで、売り手側は一回データを入力するだけで、加盟企業にデータを共有することができる便益がある。
THESISは、2019年8月にリリース予定。TSCは、ウォルマートのリーダーシップにより2009年に発足。今年で10周年を迎える。現在、ウォルグリーン、クローガー、アマゾン、マークス&スペンサー、スプラウト等の小売企業が参加している。2018年には、消費財分野でのサステナビリティ評価体型も策定した。
【参照ページ】TSC Launches New Measurement Platform Unlocking Unprecedented Business Value Through Communication Between Buyers and Suppliers
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら