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【アメリカ】HP、世界809キロ平米の森林保護・再生でWWFと提携。12億円拠出。ブラジルと中国が対象

 製造業世界大手米HPは9月23日、世界自然保護基金(WWF)と5年間のパートナーシップを締結し、世界20万エーカー(約809km2)の森林保護・森林再生を実施すると発表した。ニューヨーク市とほぼ同じ面積となる。

 コピー機大手のHPは、コピー用紙のサステナビリティのために従来から取り組んできた「持続可能なファイバー調達プログラム」をさらに拡大し、今回新たにプロジェクト「持続可能な森林共同組合」を発足。WWFに5年間で1,100万米ドル(約12億円)拠出し、ブラジルの大西洋森林と中国の国有林で合計20万エーカーの保護や再生を実施。森林サステナビリティ認証のFSC認証を取得した紙やリサイクル紙の調達を推進する。

 加えてHPは、WWFが検討を進めているプロジェクト「科学的根拠に基づく森林目標」の開発も協力する。同プロジェクトは、重要地域で森林を保護・再生するために必要な森林の質や量に関するガイダンスを作成するもの。HPは、企業が、気候変動、水、生物多様性の便益を評価するための外部ツールの作成を担当する。

 HPは、毎分サッカー場27個分の森林が破壊されている現状を危惧し、新たな事業モデルへの転換が必要と呼びかけている。HP自身は、その一環として、International Paper等の紙製造世界大手と協働。International Paperは、持続可能な紙ファイバーを年間700万t調達しており、同じくWWFの「科学的根拠に基づく森林目標」の開発も共同で行っている。

【参照ページ】HP Partners with World Wildlife Fund on Forest Protection, Restoration and Management

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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