小松製作所は8月2日、資源採掘世界大手4社と協働し、鉱山オペレーションでの二酸化炭素排出量削減イニシアチブ「コマツGHGアライアンス」を発足すると発表した。同社は2050年までにカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)が目標。中間目標として、2030年までに製品の製品・使用での同排出量50%削減を設定済み。
今回のイニシアチブには、小松製作所、リオ・ティント、BHP、コデルコ、Bolidenの5社が発足メンバーとして参画。鉱山オペレーションでのゼロエミッション実現を目指し、協働を進める。
小松製作所は、次世代の鉱山機械の商品企画、開発、テスト、導入等の各工程に関する情報を提供。資源採掘4社は、鉱山でのインフラ設備に関する情報を共有する。まずは、超大型ダンプトラックを対象に検討を開始。ディーゼルエレクトリックやトロリー(有線)等の既存技術だけでなく、EVやFCV、水素等を動力源とするコンセプト「パワーアグノスティックトラック」の開発も進める。
【参照ページ】-鉱山オペレーションのゼロエミッション実現を目指す- 大手鉱山企業4 社とともに「コマツGHGアライアンス」を発足
【参照ページ】BHP revs into Komatsu's GHG Alliance
【参照ページ】Rio Tinto and Komatsu partnering for zero-emission mining
【画像】小松製作所
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