23ヶ国・地域が加盟する国際会合「ミッション・イノベーション(MI)」は9月15日、運営するイノベーション・プラットフォーム「COLLABORATE」の一つ、「建物のアフォーダブル冷暖房イノベーション・コミュニティ(IC7)」を発足したと発表した。3ヶ国・地域が委員国となり、6ヶ国が参画した。日本政府は参画していない。
【参考】【国際】脱炭素に向けた政府間経済会合、主要国がリーダーシップ発揮。経産省の遅れ目立つ(2021年6月6日)
同コミュニティの委員長国は、EU、英国政府、インド政府の3ヶ国・地域。参加国は、オーストラリア、カナダ、フィンランド、オランダ、スウェーデン、アラブ首長国連邦(UAE)、国際エネルギー機関(IEA)、ロッキーマウンテン研究所(RMI)。
同コミュニティでは、主要活動として4つを設定した。まず、グローバルな研究・イノベーションを結集し、優先順位の高いアジェンダとワーキンググループを発足させる。また、同分野への民間投資を促進する。ライブラリー、データベース、最先端のイノベーショントピックに関する情報プラットフォームも構築。また事業の課題と機会について対外的な発信を行う。活動期間は5年間。
同コミュニティは、MIがこれまで展開してきた「Global Cooling Prize」「Comfort and Climate Box」「Predictive Maintenance and Optimisation Project」の活動の発展形として発足。これらのプログラムには、15カ国から50社以上の企業も参画してきた。日本ではダイキン工業等が関わっていた。
【参照ページ】Shaping the Global Innovation Community on Affordable Heating and Cooling of Buildings
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