Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【日本】太平電業、バイオマス発電でBECCS。回収炭素はハウス栽培に活用

 太平電業は6月30日、西風新都バイオマス発電所に、小型二酸化炭素回収装置を導入したと発表した。回収した二酸化炭素は、発電所構内に設置した農業ハウスでトマトやイチゴ、レモンの栽培に活用する。小型回収装置の商業利用は今回が日本初。

 ビニールハウス等では、作物の栽培促成のため、二酸化炭素発生装置を活用し、二酸化炭素濃度を上げる施用慣行がある。そこで太平電業は、バイオマス発電から発生する二酸化炭素を、代替利用することを着想。これにより、二酸化炭素発生装置の必要性が減るとともに、バイオマス発電もBECCS型に転換することができた。

 導入した二酸化炭素回収装置は、三菱重工エンジニアリング製。回収能力は日量0.3t。西風新都バイオマス発電所は、広島市が推進する発電事業として、木質バイオマスを燃料とする広島市で初のバイオマス発電所。2019年年に完成した。設備容量は7.1MWで、三菱重工パワーインダストリー製。

【参照ページ】西風新都バイオマス発電所 CO2回収装置稼働によりカーボンネガティブ発電所が実現

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。