
小売世界大手米ウォルマートは8月31日、米ネブラスカ州の牧場・牛肉加工一貫経営サステナブル・ビーフへのマイノリティ出資を発表した。ウォルマートは、サステナブルビーフに取締役も派遣する。
サステナブル・ビーフは、2021年にネブラスカ州の6人の牧場経営者のプロジェクトとして発足。新型コロナウイルス・パンデミックや、食肉加工大手JBSがサイバー攻撃を受けたことにより、牛肉サプライチェーンが混乱し、牧場経営者の売上を大きく落としたことが要因だった。牧場主は、牛肉の加工までを手掛けることで、収益性の向上を狙い団結。今では合同会社の法人形態をとっている。
米国での牛肉加工市場では、「ビッグ・フォー」と呼ばれるカーギル、JBS、タイソン・フーズ、ナショナル・ビーフの4社の寡占状態にある。サステナブル・ビーフは、ビッグ・フォーと喧嘩をする意思はないとしつつも、牛肉加工市場にはまだ「余地」があり、共存できると考えている。同社は、2021年秋に牛肉加工工場をネブラスカ州に建設開始。2023年初頭に稼働開始予定で、感sネイすると年間40万頭の牛を処理する計画。875人の雇用も創出する。工場建設コストは3億米ドル程度。
ウォルマートは、食品価格が高騰する中、牧場・牛肉加工一貫生産によるコスト低減効果に期待。手頃な価格の牛肉の長期的な確保を目指す。サステナブル・ビーフは、今回の出資による資金を、ネブラスカ州ノースプラットに建設中の牛肉加工工場の予算として活用する。
今回の出資では、サステナブル・ビーフは、ウォルマートが掲げるサステナビリティ基準を遵守することでも合意している。内容には、牧場の労働慣行、飼料サステナビリティ、放牧家畜マネジメント、抗生物質の適正使用等、多岐にわたる。
【参照ページ】Walmart Announces Equity Investment in Sustainable Beef LLC To Provide More High-Quality, Affordable Beef to Shoppers
【画像】Walmart
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