
インターネット分野の人権NGOのRanking Digital Rights(RDR)は11月30日、通信世界大手12社を対象とした人権対応ランキング「RDR Telco Giants Scorecard」の2022年版を発表した。
RDRは、2025年にサステイナリティクスと協働で「RDRインデックス(正式名称はRDR Corporate Accountability Index)」を発表。デジタルサービス・通信大手を対象に人権対応ランキングを定期的に発表してきている。同インデックスは、2022年に名称を変更し、デジタルサービス企業向けは「RDR Big Tech Scorecard」、通信企業向けは「RDR Telco Giants Scorecard」となった。
【参考】【国際】インターネット人権RDR、RDRインデックス2022発表。首位は今年もツイッター(2022年9月8日)
RDR Telco Giants Scorecard 2022の対象企業は、2020年版と同様、AT&T、ボーダフォン、ドイツテレコム、オレンジ、テレフォニカ、Telenor、エアテル、Axiata、Ooredoo、MTN、Etisalat、América Móvilの12社。日本の大手企業は対象外。順位は3位までは不動で、テレフォニカ、ボーダフォン、AT&Tの順。最下位はOoredoo。
同ランキングでは、表現と情報の自由、プライバシー、関連のコーポレートガバナンスの3つの観点で、人権に影響を与える250以上の企業ポリシーを評価している。今回、南アフリカのMTNとメキシコのAmérica Móvilが、大幅にスコアを向上させ、改善をリードした。
【参照ページ】Press Release: Ranking Digital Rights Announces Inaugural Telco Giants Scorecard
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