消費財世界大手、業界団体、NGO等37団体は2月7日、アニマルフリー普及イニシアチブ「化粧品の安全性に関する国際協力(ICCS)」を発足したと発表した。
ICCS参画企業は、花王、資生堂、高砂香料工業、LVMHモエ・ヘネシー・ルイヴィトン、ジョンソン・エンド・ジョンソン、P&G、ロレアル、ユニリーバ、コルゲート・パーモリーブ、BASF、レキットベンキーザー、バイヤスドルフ、ヘンケル、クローダ、エボニック、ヘイリオン、シャネル、ウエラ、イノスペック、オリフレーム・コスメティックス、エッジウェル・パーソナル・ケア、インターナショナル・フレバー・アンド・フレグランス(IFF)の22社。
また、業界団体では、国際香粧品香料協会(IFRA)、欧州化粧品原料連合会(EFfCI)、コスメティックス・ヨーロッパ、米国パーソナルケア製品評議会(PCPC)、フレグランス クリエイター協会(FCA)、ヒューメイン・ソサエティー・インターナショナル(HSI)、ラテンアメリカ・化粧品・トイレタリー・香水協会(CASIC)、香料材料研究所(RIFM)、 日本化粧品工業連合会(JCIA)が加盟。NGOでは、責任ある医療のための医師会 、Cruelty Free International、Institute for In Vitro Sciences(IIVS)、PETA Science Consortium Internationalが加盟した。
ICCSでは、アニマルフリーでの化粧品・パーソナルケア製品・成分のイノベーションを促進するため、動物実験を伴わない科学的な健康・環境安全性評価手法を確立する活動に資金を提供する。
また、評価結果を化粧品や化成品に関する規制当局にも共有。動物実験を行わない安全性評価手法に対する信頼性を高めるための教育・訓練活動も支援する。
【参照ページ】New International Collaboration on Cosmetics Safety Aims to Advance Acceptance of Animal-free Science Worldwide
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