
国際的なボランタリーカーボンクレジット発行団体米Verraは3月21日、カーボンオフセット規格「VCS」を改訂し、4.6版を発行した。外来種の単一栽培を部分的に許容した。
【参考】【国際】Verra、VCS4.5版発行。カーボンクレジットで削減と除去の由来を明確に区別(2023年9月3日)
Verraが2023年8月に発行したVCS4.5版では、2024年3月1日以降に開始される植林・森林再生・緑化(ARR)と湿地再生・保全(WRC)のプロジェクトでは、外来種の単一栽培を禁止していた。しかし、その後、ステークホルダーとの対話、専門家による分析、科学的文献のレビュー、パブリックコメントの結果を受け、許容条件を設けることを決定した。
4.6版では、外来種の単一栽培を、劣化した生態系に限定して許可。また導入すべき生態系健全性セーフガード措置も明確にした。今回の改訂により、緊急に必要とされる気候変動緩和や、生態系再生、パルプ・紙の供給、地域コミュニティへの薪資源の提供等、生態系サービスを活かしたプロジェクトのオプションが広がる。
Verraは別途3月13日、IFM(改善された森林管理)のメソドロジー「VM0045」の1.1版を発行。これにより、VM0045を使用するプロジェクトが、温室効果ガス排出削減量に基づくVerified Carbon Units(VCU)と二酸化炭素除去量に基づくVCUを区別できるようになった。VerraはVCS4.5版で、削減と除去を区別できるようにするルールを定めていた。同ルールに準拠し、削減と除去の双方のカーボンクレジットが発行できるメソドロジーはVM0045が初。
【参照ページ】Verra Releases Version 4.6 of the VCS Standard
【参照ページ】Verra Releases Revised Improved Forest Management Methodology
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