
金融庁は6月24日、三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)、モルガン・スタンレーMUFG証券(MSMS)、三菱UFJ銀行(MUBK)の3社に対し、業務改善命令を発出した。証券取引等監視委員会は6月14日に発出した行政処分勧告に基づくもの。
【参考】【日本】証取委、三菱UFJ銀行、MUMSS、モルガン・スタンレーMUFG証券に金商法違反で処分勧告(2024年6月15日)
今回の業務改善命令では、3社に対し、今回の処分を踏まえた経営陣を含む責任の所在の明確化を図るよう命じ、さらに同事案に係る根本的な発生原因の分析に基づき、再発防止に向けて、以下の点を含む実効性のある業務改善計画を速やかに策定し、着実に実施することも命じた。経営管理態勢並びに銀証連携に係る法令等遵守態勢及び顧客情報管理態勢を含む内部管理態勢の強化も命じた。業務改善計画を7月24日までに提出しなければならない。
さらに今回、三菱UFJ銀行と三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)に対しても追加で報告徴求を発出した。顧客情報管理措置に関して認められた事案の事実認識や発生原因の分析も親会社にも命じた。こちらも報告期限は7月24日。
【参照ページ】三菱UFJモルガン・スタンレー証券、モルガン・スタンレーMUFG証券及び三菱UFJ銀行に対する行政処分等について
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