Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の97%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【国際】ナチュラ、VCMIから「プラチナ」取得。世界第2号。高品質カーボンクレジット

 ボランタリーカーボン市場の国際ルール策定イニシアチブ「ボランタリーカーボン市場インテグリティ・イニシアチブ(VCMI)」は6月10日、ブラジル化粧品大手ナチュラ傘下のナチュラ・コスメティックスが、カーボンクレジット使用の国際ルール「主張実践規範」で「プラチナ」認証を取得したと発表した。中南米で初。

【参考】【国際】ICVCM、CCPラベルの取得申請開始。VCMI主張実践規範はCCPラベル取得を実質義務化(2023年9月17日)

 ナチュラは、アマゾン地域の10,191以上の小規模農家と協力し、持続可能な開発と保全活動を支援している。また、世界100カ国以上で600万人以上のコンサルタントや代理店とともにブランド・ファミリーを展開し、世界中に製造・生産拠点を持つ。

 VCMIの基準では、毎年の温室効果ガス排出量の算定・公表、短期的な削減目標設定では科学的に基づく削減目標を設定、長期的な削減目標設定では2050年までのカーボンニュートラルへのコミット、目標達成が順調に推移していることを示す進捗状況の公表、パリ協定と整合性のある政策アドボカシーへのコミットの4つ遵守が必須。その上でICVCMのCCPラベル相当のクレジットが、クレジット購入量全体に占める割合が100%の場合に「プラチナ」が取得できる。

 同社のカーボンクレジット・プログラムでは、アマゾン熱帯雨林21,000haを保全し、470万t以上の温室効果ガス排出量を除去している。

 プラチナ認証取得の第1号は、2月26日のベイン&カンパニーが世界初。ナチュラ・コスメティクスは世界第2号となった。

【参照ページ】Leading global company Natura Cosmetics becomes first emerging market business to achieve a Carbon Integrity Platinum Claim 【参照ページ】Bain & Company makes the inaugural VCMI Carbon Integrity Claim

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。