
サステナビリティ報告国際ガイドライン策定GRIは2月26日、2026年1月1日に適用開始となるGRIスタンダードの「GRI101:生物多様性2024」に関し、パイロット・プロジェクトの参画した先行5社の事例を紹介した。
【参考】【国際】GRI、生物多様性2024「GRI 101」発行。2年間の実証運用後、2026年1月から正式適用(2024年1月27日)
「GRI304:生物多様性2016」の改訂版となる「GRI101:生物多様性2024」は、国連昆明・モントリオール生物多様性枠組み(GBF)、科学的根拠に基づくターゲットネットワーク(SBTN)、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)等、自然資本分野における国際的な枠組みを土台とし、8つの開示項目で構成されている。
- 101-1 生物多様性喪失を中止し、再生する方針
- 101-2 生物多様性インパクト・マネジメント
- 101-3 アクセスと利益共有
- 101-4 生物多様性インパクトの特定
- 101-5 生物多様性インパクトの場所
- 101-6 生物多様性喪失の直接的要因
- 101-7 生物多様性状態の変化
- 101-8 生態系サービス
パイロット・プロジェクトには5社が参画。グローバル版とラテンアメリカ版の2つのパイロット・プロジェクトが実施され、GRI101を用いた生物多様性報告について、課題や洞察を共有し合った。各企業は、実践的なアプローチを通じ、マテリアリティ評価、生物多様性目標・行動の設定とモニタリング、TNFD情報開示フレームワークとの相乗効果の理解のために、GRI101がどのように利用できるかを分析した。
公表されたケーススタディでは、分析した内容とパイロット・プロジェクトを通じた学びがコンパクトに公表されている。
- CDL(シンガポール):生物多様性報告への新しいアプローチの統合
- コカ・コーラHBC(スイス):GRI報告へのSBTNの統合
- エコペトロール(コロンビア):GRI304を活用した生物多様性の新たな枠組みの構築
- エネル(イタリア):GRI、SBTN、TNFDを用いた生物多様性影響報告の統合的アプローチ
- JSWスチール(インド):生物多様性への影響の測定と報告「No Net Loss」に向けたジャーニー
【参照ページ】Early adopters of GRI Biodiversity Standard offer practical guidance
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