世界経済フォーラム(WEF)は10月22日、ヘルスケアをテーマとした拠点をセルビアに共同設立したことを発表した。WEFが世界各地で設立する「第4次産業革命センター(C4IR)」の新たな拠点となる。
今回の発表は、WEFと国連開発計画(UNDP)が支援しベオグラードで開催された「Biotech Future Forum 2022」で発表された。20ヵ国以上の政府、企業、学術・研究機関が参加し、バイオテクノロジーやAIなどの新技術をヘルスケア領域に展開する際の情報交換が実施された。
同センター「C4IR Serbia」はヘルスケアのためのバイオテクノロジーと人工知能をリードする。WEFは、C4IRの本部をサンフランシスコに設置。支部「C4IRグローバル・ネットワーク」として、日本、インド、コロンビア、アラブ首長国連邦(UAE)、イスラエル、ノルウェー、南アフリカ、ルワンダ、ブラジル、サウジアラビア、アゼルバイジャン、ノルウェー、トルコ、カザフスタン、米国先端製造センター、セルビアに16の拠点を設置している。
【参照ページ】Centre for the Fourth Industrial Revolution Serbia Launched at Biotech Future Forum in Belgrade