【アメリカ】全米最大ルター派教会、化石燃料ダイベストメントを決定 2016/09/12 最新ニュース

lutheran

 アメリカの最大ルター派教会であるアメリカ福音ルーテル教会(ELCA)は8月13日、教会全体の意思決定機関である全体総会を開催し、化石燃料関連企業へからの投資を引揚げ(ダイベストメント)、持続可能な環境に積極的な企業に投資することを決めた。アメリカ福音ルーテル教会は全米で7番目に大きいキリスト教教会団体。全体総会は、アメリカ福音ルーテル教会の地域教区から選出された信徒と任命牧師が投票権を持ち、今回の決定では900名の過半数がダイベストメントに同意した。気候変動問題に取り組む国際環境NGOの350.orgが報じた。アメリカ福音ルーテル教会に属するキリスト教徒は約370万人。世界全体で約7,200万人いると言われるルター派の世界的組織、ルター派世界連盟は、化石燃料からのダイベストメントを呼びかけており、アメリカ福音ルーテル教会もその流れに同調するものとなった。アメリカ福音ルーテル教会の現運用資産残高は75億米ドル(約7,800億円)。

 アメリカ福音ルーテル教会全体総会の決議文書によると、「(アメリカ福音ルーテル教会に属する)全ての教徒、教区、地方教会に対し、(中略)気候変動への努力を教え、エネルギーの使用削減と化石燃料からの自立を謳う政策を支持し、(中略)再生可能エネルギーを促進するよう要請する」としている。また、化石燃料に頼らない経済への転換を行うため、株主へのアドボカシー、投資における環境スクリーニング、再生可能エネルギーや有害廃棄物削減に取り組む企業など社会的にポジティブな投資を増やすという内容が含まれる。

【参照ページ】US Lutherans Vote to Divest from Fossil Fuels, to Work Towards a Sustainable Future   
【機関サイト】350.org

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

Facebookコメント (0)

ページ上部へ戻る