【アメリカ】ゼネラル・ミルズ、2017年度サステナビリティ報告書を発表 2017/04/23 最新ニュース

 穀物世界大手ゼネラル・ミルズは4月11日、2017年度のサステナビリティ報告書「Global Responsibility Report」を発表した。同社は、「食品」「地球環境」「職場」「コミュニティ」の4つを重要テーマとして定めており、それぞれについて達成状況をまとめた。

主な食品指標

  • 世界全体の食品工場で食品安全の第三者認証を取得:100%を達成(2016年)
  • 2020年までに自社工場でGlobal Food Safety Initiative認証を取得:80%(2016年)
  • 糖分、カロリー、飽和脂肪酸、トランス脂肪酸、ナトリウムを1個あたり10%以上減量、もしくはビタミン等の栄養素を1個あたり10%以上増量:79%(2016年)
  • 米国・カナダでのグルテンフリー小売食品商品点数:1,000以上(2016年)、全米2位
  • プロテイン増量小売食品商品点数:230(2016年)
  • 低カロリー小売食品商品点数:1,300(2016年)
  • 2019年までに自然食品・オーガニック食品販売の売上を10億米ドルにする:7.5億米ドル(2016年)、全米4位

主な環境指標

  • 上下流サプライチェーンで二酸化炭素排出量を2025年までに2010年比で28%削減:3%増加(2016年)
  • エネルギー消費量を毎年2%削減:0%(2016年)
  • 廃棄物を毎年3%削減:17%増加(2016年)
  • 埋立廃棄物をゼロにする自社工場割合を2020年までに30%、2025年までに100%:12%
  • 毎年水消費量を1%削減:12%増加(2016年)、CDPウォーターでAリスト入り
  • 主要10原料のサステナビリティ調達割合を2020年までに100%にする:69%(2016年)
  • 2025年までに米国での土壌状態を50%改善するロードマップをThe Nature Conservancy(TNC)と共同作成
  • 2025年までにバリューチェーンの重要水源を保護するウォーター・スチュワードシップ計画を策定

主な職場指標

  • 労災率:1.22%から1.20に削減(2016年)
  • 社内調査で従業員が「素晴らしい職場」と回答した割合:75%(2016年)
  • 取締役会の女性比率:36%(2016年)
  • 取締役会のマイノリティ人種比率:36%(2016年)
  • 従業員の女性比率:39%(2016年)
  • 従業員のマイノリティ人種比率:20%(2016年)

主なコミュニティ指標

  • 2020年までに2億食の寄付を提供:5,700万食を寄付(2016年)、2010年からの合計で2億食を達成
  • 発展途上国の中小食品企業を1,500社支援:2008年からの合計で900社の支援を実施
  • 小規模農家2万人を支援:CAREプログラムで2010年からの合計でアフリカのカカオ農家を中心に8,190人を支援
  • 2021年までに米農務省(USDA)、Xerces Societyと協働でハチなど送粉者生息地を10万ha確保

 ゼネラル・ミルズは、指標の多くで長期的な達成目標を掲げており、2016年の成果ではとりわけ環境指標では未達が多かった。しかし、同社は未達の状況をも公表しており、長期的目標達成に向け、さらなる取組を加速していく予定だ。

 同レポートは、ゼネラル・ミルズの世界全体の数値を取りまとめている。作成にあたっては、国際NGOのCeresとのエンゲージメントを中心に、投資家、NGO、業界専門家らとの対話を中心にテーマを設定。報告基準では、GRI G4を参照。また、国連グローバル・コンパクト(UNGC)、国連持続可能な開発目標(SDGs)との対応表も作成した。SDGsについては、目標2「飢餓」、目標3「健康・ウェルビーイング」、目標6「水」、目標13「気候変動」、目標15「土地利用」が注力領域だと説明している。

【報告書】2017 Global Responsibility Report

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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