
世界経済フォーラム(WEF)とヤング・グローバル・リーダーズ(YGL)は1月22日、年次総会(ダボス会議)の場で、サーキュラーエコノミー(循環型経済)の分野での優良企業を表彰する「Circulars」の2018年受賞者を発表した。
同賞の発表は今年で4回目。運営にはITコンサルティング大手アクセンチュアも参加している。今年は45ヶ国から296社がエントリーした。受賞審査は、YGLと企業やNGOの廃棄物関連専門家で構成されている。Fortune、CNBC、Ecolab、デルがスポンサーとして資金提供している。
今年の受賞者は、
- Fortune賞(経営者対象):フィリップスのフランス・ファン・ホーテンCEO。ビジネスモデルを製品販売からサービス販売に転換
- YGL賞(中小企業対象):米Apto Solutions。電気機器廃棄物の削減サービスを提供
- 公共部門賞:Sitra。フィンランド政府の2025年までのサーキュラーエコノミー10年政策立案を主導
- CNBC賞(投資家対象):ABNアムロ。サーキュラーエコノミー分野へのファイナンスを先導
- Ecolab賞(IT企業対象):米AMP Robotics。ごみ処理施設での革新的な分別機を開発
- デル賞(一般投票で選定):インドBanyan Nation。インドでリサイクル推進のためのデータ統合を実現
【参照ページ】Accenture Announces Winners of The Fourth Annual Circulars in Davos
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