【デンマーク】エルステッド、洋上風力発電での生物多様性ポリシー発表。環境アセスメントを自主実施 2018/12/19 最新ニュース

 デンマーク国営電力エルステッドは12月13日、洋上風力発電に関する生物多様性ポリシーを発表した。洋上風力発電所の建設や運営で自然環境や生態系を破壊することを避けるため、自主的に環境アセスメントを実施する。洋上風力発電が世界的に普及していくためには、環境リスクマネジメントが不可欠と判断した。

 今回発表したポリシーは、海域選定、発電所建設、事業運営の3つ観点で遵守すべき内容を定めた。海域選定では、自社内の環境専門家チームが環境アセスメントを実施、建設を開始する前に特定された懸念事項の具体的な対処ステップを策定する。その上で、建設での政府との協議を通じ、発電所および送電ケーブルの設置に置いて著しい環境破壊を避けられる設置区域を決定する。特に環境アセスメントでは希少性の高い種への影響や生態系の観点を重視する。

 建設時にも、工事騒音による海洋動物への影響や、海底の動植物への悪影響を最小限に食い止める。事業運営フェーズでは、各地域の政府要請に基づき、環境アセスメントの中で懸念された希少種への影響等を継続的にモニタリングする。万が一、生態系への重大な懸念が発生した際には、詳細調査を行い政府に報告する。

 環境アセスメントや環境モニタリングでは、政府、NGO、関係企業等の協働を進め、業界全体での知見向上につなげていくとした。

【参照ページ】Ørsted announces offshore wind biodiversity policy
【ポリシー】Offshore wind biodiversity policy

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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