
ロシア・プーチン大統領は3月18日、ロシア国内のインターネット上のフェイクニュース流布とロシア国家への不敬を犯罪とする複数の改正法案に署名し、同法は成立した。連邦議会上下両院が過去2ヶ月以内に圧倒的多数の賛成を得て可決していた。一方、同法に対しては、大統領の諮問機関「市民社会発展・人権評議会」からも表現の自由を損なうものになると、プーチン氏に署名しないよう求めていた。
今回の新規制では、ロシアの社会、政府、政府シンボル、憲法、省庁への不敬を表する情報を流布する行為を犯罪とした。また、フェイクニュースを含む情報の流布も同様に犯罪となる。
不敬の罪では、罰金は、初犯は3万ロシア・ルーブルから10万ロシア・ルーブルの罰金。2回目は10万ロシア・ルーブルから20万ロシア・ルーブルの罰金または15日間の勾留、3回目は20万ロシア・ルーブルから30万ロシア・ルーブルの罰金または15日間の勾留。フェイクニュースの罪では、罰金は、個人に対しては最大40万ロシア・ルーブル(約68万円)、政府関係者に対しては最大60万ロシア・ルーブル(約104万円)、法人に対しては最大90万ロシア・ルーブル(約156万円)。政府は、犯罪を犯したサイトを停止する権限ももった。
ロシアは、世界中にフェイクニュースを流布している疑惑が持たれている。今回の法律でも、ロシア国内でのフェイクニュース流布は犯罪となったが、国外への行為については何も規定はない。また、ロシア国内でも、テレビや新聞などマスメディアは規制の対象外。
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