
丸紅は7月1日、アラブ首長国連邦アブダビ首長国スワイハン地区に建設していた太陽光発電所「ノア・アブダビ」が、4月30日に計画通り商業運転を開始したと発表した。売電先は、エミレーツ水電力公社(EWEC)で、売電期間は25年間。設備容量は1.177GWで、EWECによると単体の太陽光発電所としては世界最大。
同プロジェクトの出資構成は、アブダビ電力公社(AD Power)60%、丸紅20%、太陽光発電パネル世界大手中国JinkoSolar20%。三菱UFJ銀行、農林中央金庫、三井住友銀行等8行による銀行団がプロジェクトファイナンスを提供している。
EWECによると、総工費は32億UAEディルハム(約940億円)。8km2の面積に320万枚の太陽光発電パネルを敷設した。雇用創出効果は約2,900人。発電コストは、1kWh当たり0.08888UAEディルハム(約2.6円)。
UAEは2017年、エネルギー戦略2050を策定。再生可能エネルギーの割合を2050年までに50%にまで高め、二酸化炭素排出量を70%削減する目標を掲げている。
【参照ページ】アラブ首長国連邦・スワイハン太陽光発電プロジェクトの商業運転開始について
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