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【国際】NGFS、中央銀行・金融当局向けの気候変動シナリオ分析ガイド発行。独自シナリオも提示

 気候変動に関する金融リスクを検討するための中央銀行・金融当局ネットワーク「気候変動リスクに係る金融当局ネットワーク(Network for Greening the Financial System;NGFS)」は6月24日、中央銀行及び金融当局向けのシナリオ分析ガイドを発表した。

 今回のガイドは、4つのドキュメントに分かれている。

  • シナリオ分析ガイド:Guide to climate scenario analysis for central banks and supervisors
  • シナリオ:NGFS Climate Scenarios for central banks and supervisors
  • 気候変動が金融政策に与える影響レポート:Climate Change and Monetary Policy Initial takeaways
  • 気候変動がマクロ経済に与える影響レポート:The Macroeconomiand Financial Stability Impacts of Climate Change Research Priorities

 シナリオ分析ガイドでは、中郷銀行及び金融当局がシナリオ分析を行う目的として「金融機関の個社リスク評価」「金融システム全体のリスク評価」「マクロ経済への影響評価」「中央銀行自身のバランスシートのリスク評価」の4つを挙げた。

 そして各々に対し、重要なステークホルダーとマテリアリティを図った上で、分析枠組みを設定すべきとした。重大なリスクとしては、気候変動の物理的リスクと移行リスクに加え、金融システムの気候変動リスクエクスポージャーを分析するともに、GDPや失業率、金利等のマクロ経済数値に与える影響も勘案すべきとした。潜在的な影響については、「金融政策に与える影響レポート」と「マクロ経済に与える影響レポート」が情報インプット用のガイドとして用意されている。

 シナリオ分析のためのシナリオでは、NGFSの独自シナリオを用意。2℃目標シナリオの「Orderlyシナリオ」、2℃目標だが2030年まで本格的な対策が始まらない「Disorderlyシナリオ」、現行政策のままのシナリオ「Hot House Worldシナリオ」の3つについての二酸化炭素排出量の削減見通しを立てた。また代替シナリオとして、5つのシナリオも追加で提示した。データでは、IIAIAとISMIPのデータを活用した。詳しい内容は、「シナリオ」のガイドで説明している。



(出所)NGFS

  NGFSは、今回策定したシナリオについて、さらにアカデミックと協働し、関連データの把握を進める考え。またシナリオ分析全体についても、随時進化させていくとした。

【参照ページ】NGFS publishes a first set of climate scenarios for forward looking climate risks assessment alongside a user guide, and an inquiry into the potential impact of climate change on monetary policy

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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