【国際】メルク子会社パフォーマンスマテリアルズ、中韓米アフリカのデジタル化推進。1200万円寄付 2020/07/29 最新ニュース

【国際】メルク子会社パフォーマンスマテリアルズ、中韓米アフリカのデジタル化推進。1200万円寄付 1

 医薬品大手独メルク機能性素材子会社パフォーマンスマテリアルズは7月22日、コミュニティ開発支援プログラムで、4つのプロジェクトに総額10万ユーロ(約1,200万円)を寄付すると発表した。寄付先となる各プロジェクトは、同社従業員の提案によるもので、寄付額は各2.5万ユーロ(約300万円)。テーマは、社会的支援が必要な層のデジタル化推進。

 メルクは2018年、パフォーマンスマテリアルズがより産業を牽引する存在となるよう、プログラム「Bright Future transformation」を開始。2019年9月には、最先端素材米Intermolecularを62億米ドル(約6,500億円)で買収し、同年10月には、電子素材米Versum Materialsを58億米ドル(約6,100億円)で買収する等、統合を進めてきた。今回の寄付プログラムは、M&A後のポスト・マージャー・インテグレーション(PMI)の一環として、導入されたというユニークな背景を持つ。

 パフォーマンスマテリアルズは今回、同社従業員の推薦により世界中のNGOのプロジェクト30本を寄付対象として検討。すべてのプロジェクトを対象に、「メルクの社会的責任への適合性」「社会的インパクト」「生活におけるデジタル化推進」を考慮した上で、既存のプログラムのテーマ領域とのバランスを加味された上で寄付先を最終決定した。

 寄付対象に選定されたのは、韓国、中国、アフリカ、アメリカのプロジェクト。テクノロジーインフラの強化や、デジタル教育の促進等によりコミュニティを支援する。同社基金メルクファミリーファンデーションへの支援要請も可能。

Loving Neighbors(韓国)
 韓国・安山の多文化保育センター。社会的に弱い立場にある多文化学生に安定した環境を提供し、コンピュータ教育を通じ、生活のデジタル化を支援する。すでにパフォーマンスマテリアルの従業員26人が、四半期毎にボランティア活動を実施中。寄付資金は、韓国語教師の給与、コンピューター室、マルチメディア施設に使用される。

上海金橋鎮碧雲慈善基金(中国)
 貧困学生への科学とデジタルに関するアイデア伝達プロジェクトを実施する基金。これまでにパフォーマンスマテリアルの従業員40人以上が支援に従事している。寄付資金は、中国全土の学校のタブレット、プロジェクター、実験装置等の購入に充てる。

ソーシャル・イノベーション・アカデミー(アフリカ)
 困難な状況にある若者の雇用創出に取り組む社会起業を支援するイニシアチブで、2023年までに学者約250人を支援予定。パフォーマンスマテリアルの従業員は、AMPION東アフリカのスタートアップ企業訪問バスツアーを通じ、同社に協力している。寄付資金は、コンゴ民主共和国とウガンダの難民コミュニティの技術インフラ改善に使用される。

A New Leaf(米国)
 アリゾナ州フェニックスの貧困や危機的状況にある家族と個人2.8万人を対象に、居住の安全性、健康、経済支援を実施。メルク従業員らは、200時間以上のボランティア活動に従事し、テクノロジー業界でのキャリアに関する見識や専門知識も提供している。

【参照ページ】Performance Materials Launches € 100,000 Community Involvement Initiative

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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