米司法省(DOJ)は10月27日、サントリーホールディングス完全子会社の米飲料大手ビームサントリーの「連邦海外腐敗行為防止法(FCPA)」違反について、1,950万米ドル(約20億円)の罰金支払いで和解したと発表した。
同社は2018年7月、同案件について米国証券取引委員会(SEC)に対し、不正利得の返還および審理前利息として約600万米ドル(約6.3億円)、民事罰金として200万ドル米ドル(約2.1億円)を支払うことに合意。既に支払い済み。今回さらにFCPA違反によるDOJへの支払いで合意した。
今回の判決は、ビームサントリーがインドで自社製品販売ライセンス取得のため、インド政府高官へ行った贈賄に対するもの。腐敗行為は、…