取締役ダイバーシティ推進30%クラブの日本イニシアチブ30%クラブ・ジャパンは10月28日、ワーキンググループの一つであるインベスター・グループが、大手機関投資家グループで日本初となるアニュアルレポートを発表した。同グループは現在、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)等24の機関投資家が加盟。運用資産総額は2,500兆円以上。
30% Club Japanは現在、TOPIX上位100社の女性取締役・監査役比率を2030年までに30%以上とする目標を掲げており、特にインベスター・グループは、エンゲージメントを通じた投資先企業の変革を実施している。
現在のTOPIX100の状況では、2020年7月末時点で女性の取締役・監査役比率は12.9%で前年比2.4%増。女性取締役・監査役がゼロの会社も8社あったが、前年の15社から半減した。
30% Club Japanは、2019年5月1日に活動を開始し、インベスター・グループも同時に設立された。同グループの加盟機関は当初は4社だけだったが、現在は24社にまで拡大。外資運用会社の日本法人も多数加盟している。
現在の加盟機関投資家はGPIF、第一生命保険、三井住友トラスト・アセットマネジメント、日興アセットマネジメント、三菱UFJ信託銀行、MU投資顧問、アセットマネジメントOne、野村アセットマネジメント、ニッセイアセットマネジメント、三井住友DSアセットマネジメント、りそなアセットマネジメント、大和アセットマネジメント、ブラックロック・ジャパン、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ、フィデリティ投信、リーガル&ジェネラル・インベストメント・マネジメント・ジャパンゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント、ドイチェ・アセット・マネジメント、ニューバーガー・バーマン、インベスコ・アセット・マネジメント、ウエリントン・マネージメント・ジャパン、ニューヨークメロン銀行、ハーミーズ・インベストメント・マネジメント、オアシス・マネジメント・カンパニー。
【参考】【日本】GPIF、30% Club Japan Investor Groupに加盟。取締役会の女性割合を2030年に30%に(2019年12月13日)
【参照ページ】30% Club Japan インベスター・グループが 日本初のジェンダーダイバーシティに関するレポートを発表
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