国際金属・鉱業評議会(ICMM)は10月5日、全加盟企業が、2050年までにスコープ1とスコープ2で二酸化炭素ネット排出量ゼロ(カーボンニュートラル)にコミットしたと発表した。全加盟企業のCEOが署名した。スコープ3目標の早期設定も約束した。
今回署名した企業は、ヴァーレ、アングロ・アメリカン、BHP、リオ・ティント、グレンコア、South32、ニューモント、ハイドロ、アルコア、バリック・ゴールド、アングロゴールド・アシャンティ、ゴールド・フィールズ、ポリウス、シバンイェ・スティルウォーター、ニューキャスト・マイニング、MMG、コデルコ、フリーポート・マクモラン、Minsur、アントファガスタ・ミネラルズ、アフリカン・レインボー・ミネラルズ、Orano、ミネラ・サン・クリストバル、Boliden、三菱マテリアル、JX日鉱日石金属、住友金属鉱山。
今回の合同発表では、2050年までにスコープ1とスコープ2のカーボンニュートラル達成を前提にした上で、2023年末までにスコープ1とスコープ2の短期及び中期目標を設定する。また、スコープ3も早期に目標を設定する。スコープ3では、技術的・協調的な障壁が大きいものもあるが、障壁を克服すると謳った。
さらに、スコープ1、2、3の進捗状況を毎年報告し、外部保証を受けることも約束。気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)ガイドラインに沿った報告もすることにコミットした。
【参照ページ】ICMM makes landmark climate commitment to net zero by 2050 or sooner
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