産業技術総合研究所は2月9日、ライフサイクルアセスメント(LCA)用のインベントリデータベース「IDEA Ver.3」をリリースしたと発表した。IDEA Ver.2のリリースから6年ぶりのアップデートとなった。
今回リリースした「IDEA Ver.3.1」は、2015年の特定業種石油等消費統計調査、エネルギー消費統計調査、経済センサス、産業連関表を参照し、日本標準産業分類を基に約4,700品目のエネルギー、工業製品、廃棄物処理、農業製品等の日本での環境フットプリントを算出した。IDEA Ver.2は、3800品目以上をカバーしており、今回品目が大きく増えた。二酸化炭素、窒素化合物(NOx)、硫黄酸化物(SOx)、PM2.5、ヒ素、カドミウム、クロム、鉛等が含まれる。
【参照ページ】インベントリデータベースIDEA Ver.3の公開とLCA活用推進コンソーシアムの設立
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