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【国際】アムジェン、グリーンボンド約870億円発行。施設、製品、エネルギー、輸送等

 医薬品世界大手米アムジェンは2月22日、同社ESGフレームワークに基づき、グリーンボンドを7.5億米ドル(約870億円)発行すると発表した。年限は7年。半期の利率は3%。同グリーンボンドは、総額40億米ドル(約4,600億円)のシニア債起債の一環。

 同社のESGフレームワークでは、健全な地球、健全な社会、健全な人々、健全なアムジェンを軸に、二酸化炭素排出量の削減、STEM教育の強化、医薬品アクセス拡大等のプロジェクトを資金使途に設定。信用格付世界大手S&Pグローバル・レーティングから、国際資本市場協会(ICMA)のグリーンボンド原則に整合するとの第三者意見も得た。

 今回のグリーンボンドの資金使途は、グリーンビルディング、環境効率の高い業務プロセス、環境性能の高い製品、再生可能エネルギー、クリーン輸送等の分野での適格プロジェクト。対象プロジェクトについては、公開可能な限り、定量インパクト指標の推計結果や、定性ケーススタディを開示する。調達資金の全額が割り当てられるまで、年次報告も行う。

 同社は2021年1月、2027年までにスコープ1とスコープ2でのカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)、水消費量75%削減、廃棄物量75%削減が目標。グリーンボンドでの調達資金で進めるプロジェクトもこの一環となる。

【参考】【アメリカ】アムジェン、2027年カーボンニュートラル目標設定。環境分野で200億円投資(2021年1月17日)

【参照ページ】AMGEN ISSUES INAUGURAL GREEN BOND TO ADVANCE ESG GOALS

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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