国際環境NGOグリーンピースの東アジア支部は8月26日、自動車世界大手10社の中で、トヨタ自動車の工場が最も気候変動物理的リスクが高いとの分析結果を発表した。
今回の調査は、ムーディーズの「ESGソリューション・データベース」のデータを活用し分析。対象企業は、トヨタ自動車、本田技研工業、日産自動車、GM、フォード、メルセデス・ベンツ、フォルクスワーゲン、ルノー、ステランティス、現代自動車の10社。
その結果、トヨタ自動車のうち工場が気候変動影響の高いリスクに位置していることがわかった。リスク高工場の比率は93%で、10社中最大。物理的理リスクの内訳では、熱波が57%、水ストレスが38%、ハリケーン/台風が28%。
ムーディーズが分析した操業リスクでもワースト1位がトヨタ自動車でスコアが85。2番目以降は、本田技研工業が77、日産自動車が75で、日系大手がワースト3を占めた。一方、フォルクスワーゲンは16、ルノーが23とリスクスコアが低かった。
グリーンピースは、トヨタ自動車は、移行リスクの面でも気候変動対策に最も消極的と批判。さらに物理的リスクの面でもリスクが高いと攻撃姿勢を強めている。
【参照ページ】Over 90% of Toyota Manufacturing Facilities at High Risk due to Climate Change: Greenpeace