Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【国際】PRI、2017年以降のGPIFのESG投資アプローチを世界の好事例と評価。論文が表彰

 国連責任投資原則(PRI)は11月28日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が2017年以降実施してきた日本の上場企業のESGパフォーマンス向上アクションを好事例として分析した研究論文が「PRI Award for Outstanding Research 2023」を受賞したことを明らかにした。

 同論文は、宮島英明・早稲田大学教授、鈴木 一功・早稲田大学教授、マルコ・ベヒト・ソルベイ・ブリュッセル経済経営大学院教授、ジュリアン・R・フランクス・ロンドン・ビジネス・スクール教授の4人の研究者による共著。

 同論文では、2017年以降のGPIFのアクションにより、6年間で日本の上場企業のESGスコアが大幅に改善したと分析。そのためにGPIFは、ESGインデックスの活用と、運用会社へのエンゲージメントの2つの進めてきたと分析した。特に、運用会社へのエンゲージメントでは、アセットマネジメントOneに対し、エンゲージメントに特化した個別報酬を支払ったことで、エンゲージメント強化に寄与したと評価。2021年には、GPIFは、アクティブ運用ではフィデリティ、パッシブ運用ではさらに2社にも個別報酬を払っていた。

 PRIは、GPIFが実践してきたアプローチは、ESG関連リスクを提言するために上場企業にエンゲージメントを行う運用会社にインセンティブを与える好事例と評価した。

【参照ページ】Analysing the world’s largest asset owner’s approach to ESG engagement

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。