
国連責任投資原則(PRI)は11月28日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が2017年以降実施してきた日本の上場企業のESGパフォーマンス向上アクションを好事例として分析した研究論文が「PRI Award for Outstanding Research 2023」を受賞したことを明らかにした。
同論文は、宮島英明・早稲田大学教授、鈴木 一功・早稲田大学教授、マルコ・ベヒト・ソルベイ・ブリュッセル経済経営大学院教授、ジュリアン・R・フランクス・ロンドン・ビジネス・スクール教授の4人の研究者による共著。
同論文では、2017年以降のGPIFのアクションにより、6年間で日本の上場企業のESGスコアが大幅に改善したと分析。そのためにGPIFは、ESGインデックスの活用と、運用会社へのエンゲージメントの2つの進めてきたと分析した。特に、運用会社へのエンゲージメントでは、アセットマネジメントOneに対し、エンゲージメントに特化した個別報酬を支払ったことで、エンゲージメント強化に寄与したと評価。2021年には、GPIFは、アクティブ運用ではフィデリティ、パッシブ運用ではさらに2社にも個別報酬を払っていた。
PRIは、GPIFが実践してきたアプローチは、ESG関連リスクを提言するために上場企業にエンゲージメントを行う運用会社にインセンティブを与える好事例と評価した。
【参照ページ】Analysing the world’s largest asset owner’s approach to ESG engagement
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