ワタミは1月25日、農林水産省の温室効果ガス削減「見える化」制度で、居酒屋業界初の最高の三つ星を獲得したと発表した。ワタミが展開する外食店舗の8業態230店舗で、千葉県のワタミファーム佐原農場で育てられた「有機さつま芋」を使用した新メニュー「有機さつま芋スティック」を販売する。
農林水産省の温室効果ガス削減「見える化」制度では、地域の慣行的な栽培と比較した温室効果ガス排出量の削減率を算定し、閾値と比較して等級を付与している。削減率5%から10%で一つ星、10%から20%で二つ星、20%以上で三つ星となる。星を獲得の削減率水準は適宜引き上げていく考え。
ワタミは、日本最大級の有機農場を有し、子会社ワタミファームで有機野菜を栽培している。今回は「有機さつま芋」の品種は紅はるかで、化学肥料を使わず栽培。三つ星を取得した
同社は年間を通じてサステナブルな食材を使ったメニューを提供。第1弾は、北海道ワタミファーム美幌峠牧場のグラスフェッドミルクを100%使用した「牛乳そのままアイス」を販売。第2弾では、ワタミファームの東御農場で丹精込めて育てられた有機レタスを使用した「有機レタスのサラダ」を販売。第3弾では、完熟した有機のトマトのみを使用した有機濃厚トマトジュースを販売していた。今回の第4弾で温室効果ガス削減「見える化」制度の星獲得に踏み切った。
【参照ページ】農林水産省温室効果ガス削減「見える化」実証事業で居酒屋業界初、最高の三つ星を獲得
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